真・女神転生の紹介
過去にアトラスが開発してナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売されたファミコン用ソフト『デジタル・デビル物語 女神転生』と『デジタル・デビル物語 女神転生II』のゲームシステムを継承しつつ、アトラスの自社発売ソフトとして一から制作された作品。同社の看板タイトルである「真・女神転生」シリーズの第1作にあたる。現代の都市を主な世界に置いた作風と、仲間との思想的な価値観による決別等、従来の勧善懲悪観を排したハードな世界観とシナリオは多くのユーザーの支持を得、後の「デビルサマナーシリーズ」や「ペルソナシリーズ」などの原点とも言える。
舞台は199X年の東京で、ゲーム発売当時(1992年)における近未来という設定。近未来とはいえ吉祥寺のアーケード街や病院、エコービル(現: 京王吉祥寺駅ビル、ユザワヤ吉祥寺店が入居)といった現代の日本をモデルにしており、ファンタジー風の世界観が主流を占めている家庭用ゲームRPG市場の中において、90年代当時としては非常に斬新なものであった。
ゲームシステムは悪魔との会話や悪魔合体といったファミコンで発売された女神転生シリーズ2作のものを継承しつつ、更に発展させている。前作では「魔王」や「邪神」といった「EVIL」属性の悪魔は仲魔にすることができなかったが、本作では条件はつくもののほとんどの悪魔を仲魔にできるようになった。
また、キャラクターデザインは『デジタル・デビル物語 女神転生II』と同じく「悪魔絵師」金子一馬が担当しており、ファミコン版のグロテスクさを強調したデザインから、硬質的でスマートなデザインの悪魔となった。地上の2Dマップと3Dダンジョンで構成されているが、地上の2Dマップは当時のコンピュータグラフィックスのイメージであるポリゴン風で描かれている。
RMT-Wired編集いたしました